12月25日・門松誕生

今年初めて門松作りに挑戦しました。
竹は友人のお父さんに手伝ってもらい山へ取りに行き、
南天や梅も山でついでに頂いて帰りました。
樽はディクで売っている漬物樽です。

こもは農材スーパーで買ってきました。


門松の飾り方
門松は、正月の家々の門前に立てるもので「松飾り」、「飾り松」、「立て松」ともいいいます。関東では、丈の高い太い竹に松をそえたりしますし、関西では、松の枝または小さな若松を用いたりします。昔は、榊(さかき)、栗、柳なども用いられましたが、今でも地方によっては、栃、杉、楢、葛、椿、朴などを飾るところもあります。松は、昔から常に緑であり、おめでたい木とされており、鎌倉時代以後になって、松に竹を加えて門松とされるようになったとされています。
門松の由来
門松は、今では正月の飾りもののように思われていますが、もとはといえば歳神(としがみ)の依代(よりしろ)といわれ、歳神が宿る安息所であり、また、神霊が下界に降りてくるときの目標物と考えられていました。この歳神とは、別名を「お正月さま」、「若年さま」、「歳徳神」などとも呼ばれ、正月に家々に迎えられる神をいい、昔は白髪の福相の老人だと考えられ、今でも、若者が白髪の老人に扮して、大晦日の夜、家々をまわって子供達を訪れ、お年玉として餅を与える風習の残っている地方もあるということです。
歳神は、年棚(としだな)とか恵方棚(えほうだな)を新しく作って祭るのが普通です。神前には、神酒や鏡餅、白米、かち栗、干柿、昆布、するめ、海老などを供え、歳神に対する感謝の気持ちをあらわします。


正式な門松は、竹を三本束ねて、まわりに松をあしらい、むしろで包んで、荒縄で三ヶ所を七五三(下から七、五、三巻と、筋目を見せる)に結び、雄松、雌松と対に立てます。最近では、こうした飾り方をする家庭は少なくなって、代わりに白紙を巻いた根松や松の小枝などを門柱やドアの脇の柱に取り付けたり、門松の写真を印刷したものを玄関ドアの両脇の柱に貼りつけたものなどが見うけられるようです。 いつ飾るか                                
門松も含め、お正月飾りは12月の26日〜28日までに飾ったほうがよい。                                  
タブーは・・・ 
 29日:「二重苦」「苦松」=「苦が待つ」となり縁起がよくないとい                                 われます。
 30日:旧暦では大晦日にあたるので31日と同じ。
 31日:神様を迎えるのに失礼な「一夜飾り」とされます。
昔は元日から15日までを「松の内」といい、正月の松飾りのある間のことを称した(現在では普通7日までをいう)。戦国時代においても、この期間は休戦にしようという暗黙の了解があったそうだ。たとえ城を包囲して敵の大将の首を取る寸前であっても、正月になると戦もピタッと止まったそうだ。まるでボクシングを見ているようだ。ゴングに救われるのと同じような感じだろうか。戦は「松がとれて」から始めることになる。「松がとれる」という言葉はおそらく門松などの正月飾りがとれることを意味しているのでしょう。
◎ 青竹: 地下茎を張り巡らせ次々と筍(たけのこ)を生じ、それがあっという間に伸びることから「威勢がよい」、
      節があることから「節度がよい」、青いことから「清浄である」とされる。幹の青い生竹。普通マダケや孟宗竹などを
      使う。
◎ 松: “千歳を契り”と言うだけあって、長寿や節操を象徴するものとして古来尊ばれている。
      神の依る神聖な木であり、松竹梅の筆頭。
◎ 梅: 寒い時期に花が咲くことから「忍耐力」を象徴する。
◎ 仙蓼: センリョウ。価値の非常に高いことを意味する「千両」のゴロ合わせ。
◎ 南天: これもゴロ合わせであるが、「難を転ずる」になる。
◎ 柳: 卯(東)の木といい、東は太陽が昇る方向であるから、物事が上り調子になるということで縁起がよい。
◎ 葉牡丹: ボタンは花の王様であり、これに匹敵する物である。
◎ 隈笹: 風に当たると脱色し丸まってしまうため、充分に水に浸したあとビニール袋に入れて密封しておく。


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